後遺症とは
新型コロナウイルス感染症から回復した後にも、罹患後症状(いわゆる「後遺症」)として様々な症状が見られる場合があります。
WHO(世界保健機関)では「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの(通常はCOVID-19の発症から3カ月経った時点にもみられる。)」と、後遺症(post COVID-19 condition)について定義しています。
後遺症の症状紹介

新型コロナウイルス感染症罹患後に上記のような症状がある場合、ぜひご相談ください。
診察(予約制)
診察時間
午前9:00〜12:00
午後13:30〜18:00
(土曜日のみ15:00まで)

コロナ感染後遺症及び副腎疲労外来のご案内
浮間中央病院腎臓内分泌代謝センター新型コロナ感染により脳視床下部・下垂体の障害により視床下部性副腎不全による全身倦怠感、自律神経症状、微熱、吐き気が残る後遺症が知られています(神戸大学糖尿病内分泌内科 Endocr J. 2022)。
また全身倦怠感、体重減少、食欲不振、ストレスに打ち勝てないなどの原因に「副腎疲労」があることが知られています。

浮間中央病院腎臓内分泌代謝センターでは内分泌専門医による問診・外来検査に基づき、副腎不全クリニカルパスにて副腎不全を正確に診断し、適切なホルモン補充療法、自律神経療法を行っており、全身倦怠感・副腎疲労は改善します。
副腎不全クリニカルパス内容
1.外来:脳MRI検査、副腎皮質ホルモン製剤服用の効果をみます
2.副腎不全の可能性が高ければ2泊の入院検査
3.入院1日目:24時間尿中フリーコルチゾール
4.入院1〜2日目:ホルモン日内変動
5.入院2日目:下垂体4者負荷試験
6.入院3日目:迅速ACTH負荷試験
担当医師:福田 昇 (内分泌専門医)
外来:月曜日午前、水曜日午前午後、木曜日午前、金曜日午後、土曜日午前午後
受診希望者は電話で予約をお願い致します。
浮間中央病院 TEL: 03-3907-8711