当社団は昭和29年（1954年）に北区赤羽南に開業し、病院を取り巻く社会環境の変化に応じて、新たな分野へ積極的に進出して参りました。
平成9年に在宅ケアサービスを行う博栄会訪問看護ステーションを設立、平成10年に北区で初となる介護老人保健施設「太陽の都」を設立、 平成12年に在宅ケアサービスの一層の推進に向け博栄会居宅介護支援センターを設立、平成14年に眼科・皮膚科・耳鼻咽喉科・透析センターを標榜する赤羽中央総合病院附属クリニックを設立、 平成20年に循環器科及び整形外科・リハビリテーション科に特化し、循環器病センターを併設した浮間中央病院をリニューアル(新築)オープンする等、 救急医療から在宅医療・看護までトータルケアを展開する北区を代表する医療法人グループに発展し、本年7月で創業65周年を迎えました。 これも偏に皆様方のご理解とご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
今般、博栄会創業65周年記念事業の一環として、新プロジェクトを立ち上げました。現在、旧中学校の解体工事を終了し、 2021年10月を目途に旧赤羽中学校跡地に今までにない「総合病院・介護老人保健施設・保育所が一体となった複合施設」を開設し、 小児から高齢者まで全ての住民の方にご満足、安心して頂ける様に新たな診療科目も設置し、高度な医療、介護、保育をトータル的に提供し、 ここ北区より東京都そして全国へ向けて、この新たなプロジェクトを積極的に発信していく所存です。
平成も終わり本年は新しい元号「令和」が始まり、新たな気持ちで全職員一同「新たなる前進」を行って参る所存でございます。今後も当社団は開業以来の 「私達は病める方、介護を必要とする方に『愛と奉仕』の温かい手をさしのべます」との運営理念の下、地域の方々に信頼され、親しまれる病院・施設作りに努め、 患者様・ご利用者様中心の高度な医療・看護そして介護サービスのご提供を目指し、更に全職員一丸となって事業展開をして参ります。
今後ともご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

令和元年　7月吉日