コラム24

物忘れと認知症

リハビリテーション科主任 井上晋吾


こんにちは、リハビリテーション科の井上です。 春が徐々に近づいてきておりますが、皆様風邪や花粉症など大丈夫でしょうか? さて、今回は「認知症」と「物忘れ」についてお話したいと思います。

皆様、「最近忘れっぽくなったなあ…」なんて思う事はありませんか? 私も最近めっきり忘れっぽくなってしまい、よく怒られたりしてしまいます

特に歳をとってくると余計にそう感じる事もありますが、実は「認知症」と「物忘れ」には大きな違いがあるのは御存じですか?今回はその違いについてお話したいと思います。

〇加齢による物忘れ
・物忘れを自覚している
・体験した事の一部を忘れる
・ヒントがあれば思い出す
・日常生活に支障はない
・判断力は低下しない

〇認知症
・物忘れの自覚がない
・体験した事自体を忘れる
・ヒントがあっても思い出せない
・日常生活に支障がある
・判断力が低下する

人は身体と同じように、加齢に伴い脳の機能も衰えてきます。そのため、いわゆる「物忘れ」は、脳の老化現象ととらえていいと思います。一方「認知症」は病気の一つです。特に有名な物としては「アルツハイマー型認知症」や「レビー小体型認知症」、「脳血管型認知症」というものがあります。 もし、どちらか判断がつかないようであれば、専門医を受診してみるといいかもしれません。