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コラム8

脱水予防のポイント

介護老人保健施設「太陽の都」 管理栄養士 栗島 愛

管理栄養士の栗島と申します。どうぞ宜しくお願い致します。
今回はこれから迎える猛暑に備え“脱水”についてお話しさせて いただきます。

身体の中で筋肉は水分を溜める役割をしています。
加齢に伴い筋肉量が減るため体内の水分を蓄えることができなくなってしまいます。
(成人男子の水分量は体重の約60%、高齢者では約55%)
また加齢により腎臓の機能が低下することも一因です。腎臓は老廃物を尿として出す働きをしていますがその働きが低下することで同じ量の老廃物を出すためにたくさんの水分量(尿)が必要になります。尿として排泄される水分量が多くなるため、脱水を起こしやすい状態になっています。さらに喉が渇いてもそれを感じにくくなっていたり、トイレが近くなることを理由に水分を控えてしまう傾向にあり水分摂取量が減少することで脱水を起こしやすい状態となってしまうのです。

・脱水予防のポイント
• 嚥下機能(飲み込む力)が正常な方は食事以外にお茶の時間を設け、口渇感(喉の渇き)が無くても少量ずつこまめな飲水を生活習慣に取り込みましょう。
• 夏季にはより脱水症の危険性が高くなるので周囲の方が注意を払い水分補給し易い環境を作ってあげましょう。
• 嚥下機能(飲み込む力)に障害がある方は摂取するものにとろみを付けたり、市販の水分補給ゼリーなどの飲み込みやすい水分を積極的に摂りましょう。

参考:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット
ご高齢になると一度にたくさんの水分を摂りにくくなるため、定期的に少しずつ水分を摂ることを心がけると良いでしょう。また食事から摂取できる水分量も多いので食欲が落ちている場合も食べられる物を少しずつ摂りましょう。
お食事・水分摂取についてのご相談等、いつでもお声掛けください。