理事長ご挨拶

朝倉 正博 Asakura Masahiro
当赤羽中央総合病院は令和3年10月に創業65周年の記念プロジェクトの一環として旧赤羽中学校跡地に新築移転致しました。本プロジェクトは同一建物内に総合病院・介護老人保健施設・認可保育所が併設された都内初となる複合総合施設です。
複合総合施設の規模は地上7階建て、総敷地面積は2,400坪、延床面積は5,300坪に及びます。
病床数は199床(うち急性期病床104床、地域包括ケア病床50床、療養病床45床)に増床し、ケアミックス型の総合病院としました。併設の介護老人保健施設と合わせると299床となります。診療科目もER(救急科)、呼吸器外科、心臓血管外科、婦人科、小児科を新設しました。特にER(救急科)に関しましては、年間約3,000台以上の救急車を受け入れ、地域の救急医療に貢献しております。
また、設備面では最新の医療機器と検査機器を携え、ハイブリッドオペ室や膝関節・股関節術をサポートしてくれる支援ロボットの導入など、最先端の医療設備を備え「未来志向の全方位型複合医療施設」を目指しております。
一方、4階フロアーには100床の介護老人保健施設『東京シニアケアセンター赤羽』また、1階には50名が利用可能なデイケアをご用意いたしました。大きな窓は明るく、開放感があり、たいへんに過ごしやすい空間となっております。ゆったりとお過ごし頂きながら、会話を楽しみ、リハビリテーションを行い、在宅支援を支えて参ります。敷地内には『にじいろ保育園志茂』が併設され、元気な可愛い声がご利用者様の活力と癒しとなる、まさに医療・介護・保育と揃った、都内では例の無い、東京都初の複合施設となっております。当施設において、救急医療から介護までトータルケアを展開することが可能となり、地域の皆様が住み慣れた地域で、安全で健やかに過ごすことに貢献しております。
博栄会グループは「私達は病める方、介護を必要とする方に『愛と奉仕』の温かい手をさしのべます」との経営理念のもと、「未来志向の全方位型複合医療施設をめざして」をテーマとし、地域の方々に信頼され、親しまれるより質の高い病院・施設づくりに努めて参ります。
患者様・ご利用者様中心の高度な医療・看護そして介護サービスの提供を目指し、全職員一丸となり、全身全霊でこの事業を展開して参ります。
今後もご指導、ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。