Greeting

理事長ご挨拶

医療法人社団博栄会 理事長

朝倉 正博 Asakura Masahiro

医療法人社団博栄会は1954年(昭和29年)7月に当時外科を中心とした赤羽中央病院からの始まりでした。今年で70周年を迎えますが、当時より現在までこの北区赤羽に根付き、皆々様とともに移り行く時代を生き抜いてこられたこと、何よりの幸せと存じます。保険事情も不十分、医療機器も乏しく、触診中心の開設当時からは思いもつかぬほど、医学界は劇的な進化を遂げました。私たち博栄会グループ職員一同、近隣の皆様に時代に即した高度な医療を提供するべく、日々精進いたしております。

さて、2021年に新たに生まれ変わりました、赤羽中央総合病院は、医療法人社団博栄会の本院として4つの医療機関、7つの事業所の中心となる総合病院でございます。当院に併設されている介護老人保健施設東京シニアケアセンター赤羽をはじめ、どの事業所も北区内に構え、近隣のクリニック様、医院様、病院様とよりよい連携をさせて頂いております。お年寄りが多数居住している北区では、自宅近くに信頼のおけるクリニック様や医院様、定期的な検査と入院施設が整備された当院のような総合病院が、協力体制をとる『二人主治医制』とすることが、安心してお過ごし頂ける一番の方策であると考えております。

また、当院ER(救急科)は緊急時に素早い対応を行い、年間3000件以上の救急車の受入、ウオークinで来院される患者様への対応など、断らない救急を実践いたしております。また、昨年立ち上げました気胸センターは、日本大学医学部附属板橋病院呼吸器外科様の協力のもと、対応件数も着々と伸び、順調に運営されております。その他優れた機材を搭載した放射線科・検査科、大学病院と同レベルと評判のオペ室など、北区の基幹病院として万全な環境を整えております。専科に精通した医師と明るく寄り添うコメディカルが皆様の健康をお守りいたします。これからも『すべては患者様のために!』を永年の使命と胸に刻み日々励んでまいります。

博栄会グループは『未来志向の全方位型施設』をめざしてをテーマとし、地域の皆様が住み慣れた土地で、さらに高度な医療と細やかな介護や福祉サービスをご提供し、いかなる時も安心・安全をお届けする医療機関であり続けたいと存じます。

これからも末永く、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。